頑張り屋さんほど片付かない理由

「片付けが苦手なんです。」

そうおっしゃる方のお話を聞いていると、

実はズボラだからではなく、頑張り屋さんだからこそ片付かない

というケースが本当に多いんです。

頑張り屋さんほど「こうしなきゃ」が多い

片付かない原因は、物が多いことだけではありません。

実は、

「こうしなきゃ」

が多いことだったりします。

例えば…

一度着た服

冬のニットやデニム。

「洗ってないからクローゼットに戻しちゃいけない。」

そう思って一時置き場を作る。

でも、その一時置きがどんどん増えて、一時じゃなくなってしまう。

レシート

「家計管理をちゃんとしなきゃ。」

だからレシートは全部取っておく。

でも、家計簿をつける時間がなくて、どんどん溜まっていく。

子どものアルバム

「時系列できれいに並べたい。」

だから一枚入れ忘れると、その先が全部止まる。

気付けば写真が山積みに…。

シュレッダー

「個人情報だからシュレッダーしなきゃ。」

そう思って後回しにしているうちに、大量の紙が積み重なる。

メルカリ

「まだ使えるし、高く売れるかも。」

その結果、メルカリ待ちの物だけがどんどん増えていく。

共通しているのは「ちゃんとしたい」

どれも悪いことではありません。

でも共通しているのは、

「ちゃんとやりたい」

という気持ちです。

そして、その「ちゃんと」が、自分を苦しめてしまうことがあります。

私は「溜めない」を選んでいます

例えば一度着た服。(冬のニットやデニムなど)

私はファブリーズをして、一日かけてからしまいます。

ニットでも、匂いがついてしまったものは即洗います。

なので、基本は溜めません。

レシートもそうです。

カード払いがほとんどなので、明細を見れば十分。

昔は家計簿を書いていましたが、今は自分が続けられる方法を選びました。

大切なのは、

完璧にやることではなく、溜めないこと。

溜まると「時間」が必要になる

片付けで見落としがちなのが、時間です。

例えばシュレッダー。

一枚なら数秒で終わります。

でも、一か月分、半年分と溜めたらどうでしょう。

5分、10分では終わらない作業になります。

レシートも同じです。

毎日なら5分で終わることが、半年分になると丸一日かかることもあります。

忙しい人ほど、

「ちゃんとやろう」

とするあまり、時間がかかる方法を選んでしまう。

だから、ますますできなくなる。

そんな悪循環が起きてしまうんです。

本当に、そのやり方じゃないとダメ?

アルバムも、時系列じゃなかったらダメでしょうか?

あとから一枚だけ出てきた写真を見つけるのも、それはそれで楽しいものです。

メルカリも、

「少しでも高く売りたい。」

という気持ちはよく分かります。

でも、そのために何か月も家の中に物を置き続ける時間や労力は、本当に見合っているでしょうか。

「ちゃんとすること」と、

「家が片付くこと」。

どちらを優先したいのか、一度天秤にかけてみてもいいかもしれません。

「できない」ではなく「続けられる方法」を選ぶ

タイムコーディネートでもよくお話しするのですが、

「毎週この時間にやる。」

と決めることはとても大切です。

でも、それでも何度もできない。

毎回後回しになる。

そんなことが続くなら、

もしかしたら、そのやり方自体が今の自分には合っていないのかもしれません。

「できない自分」を責めるのではなく、

「もっと続けられる方法はないかな?」

と考えてみる。

その視点がとても大切だと思っています。

「ちゃんとしなきゃ」を手放すと、片付けはラクになる

片付けが苦手な人は、頑張りが足りないわけではありません。

むしろ、頑張りすぎている人が多い。

だからこそ一度、

「これは本当にやらなきゃいけないこと?」

と自分に問いかけてみてください。

そして、

「どうしたら私は溜めずに続けられるかな?」

という視点で考えてみてください。

片付けは、収納テクニックだけではありません。

自分に合ったやり方を選び、無理なく続けられる仕組みを作ること。

それができるようになると、家だけでなく、時間にも心にも余白が生まれてきます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人

井野ともみ

千葉県野田市在住
整理収納アドバイザー

タイムコーディネーター

モノの整理×時間の整理で
人生を選んでいく暮らしについて発信中です。

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